愛知県地球温暖化防止活動推進センター
キーワード：省エネ、温暖化問題
目次
活動の目的・目標
近年様々な政策課題に対し、行動経済学分野で提唱されている新しい心理学等の知見を踏まえた社会行動への介入の考え方である「ナッジ」を用いた取組みが始まっている。「COOL CHOICE」の普及啓発においても人間心理の特性を考慮した方法を活用し、より効果的なものにしていくことが期待される。
本事業では、これまでの知見を活用して、地球温暖化防止活動推進センターの職員や推進員等の実務者が実際に「普及啓発を行う現場」をデザインするための、ナッジの手法を取り入れたチェックリスト形式のサポートツールを作成した。併せて、愛知県地球温暖化防止活動推進員の活用ワークショップで検証し、全国の活動実務者に発信・公開することを目的とした。
この活動のSDGs目標
7．エネルギーをみんなにそしてクリーンに
13．気候変動に具体的な対策を
活動の概要
- サポートツールのプロトタイプの作成 「普及啓発を行う現場」のデザインのためのチェックリスト形式のサポートツールを専門家と連携して作成した。この作成過程では、普及啓発の実務者としての役割を担う愛知県内の温暖化対策課の職員や推進員等にヒヤリングを行うとともに、専門家による作成ワーキングを開催し、実用性の高いサポートツールの作成を目指した。
- サポートツールの素案作成
- 専門家による作成ワーキングの開催（2回）
- 普及啓発の実務者へのヒヤリング
- プロトタイプの作成（チラシ作成、ブース出展、出前講座）
- 愛知県内推進員WSによるツール検証とナッジ活用手法の訴求
- 愛知県内の推進員対象のツール活用ワークショップの開催
- WS開催結果とアンケートをふまえた検証及びプロトタイプの修正
- サポートツールのWeb掲載による全国展開
- サポートツール（活用場面3タイプ：チラシ作成、ブース出展、出前講座）のとりまとめ
- 「意識をそっと一押し～ナッジ活用チェックノート～」としてWebで公開
