佐世保市地球温暖化防止活動推進センター
キーワード:廃棄物削減,3R
目次
活動の目的
家庭等で不要になったものでも、誰かほかの人の必要になるかもしれないコンセプトで、リユース活動を推進し廃棄物削減を行う
実施までの経緯
佐世保市における廃棄物処理の財政圧迫や、市民のごみ捨てマナーにも課題がある。また従来のフリマでは金銭的価値のあるものだけが取引され、一般市民にとって必ずしもハードルが低いわけではない。そこでリユースとリデュースを同時に楽しく実践するため、無料の品物交換会を行うことになった。
主な取組み
原則として20歳以上の一般市民が、家庭における不用品を持ち込み展示し、他の一般市民が自由に品物を持ち帰る仕組みである。出品や持ち帰りはすべて無料で、家庭からの廃棄物発生を抑制する効果と、市民のごみ捨てマナー向上を目指している。毎月1回、エコプラザ内を会場として実施している。
地域とのかかわり方
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活動の様子等
効果的な実施のための工夫等
- 口コミを中心に広げることを当初の目標とした。そこで、エコプラザ内の他の団体向けに直接チラシを配布し参加を促した。
- 商店街の入り口にある拠点施設でのチラシ配布を行った。
- インパクトのあるポスターを、スタッフの手作りで行った。環境系のポスターではなく、廃校跡を利用したシーンを使うなど、目を引くデザインとレイアウトで作成した。
活動の成果
- 毎回40名程度の参加があり、エコプラザが実施している講座の倍近い参加者を得ている。
- フリマではなく無料交換会であることから、どんな市民でも気軽に参加できること、家庭にある不用品を改めて検討しなおすきっかけになるので、ないと思って無駄に購入してしまうことの抑制になる。
今後の課題・展望
出品者の増加と、出品可能物品の拡大を検討している。今後は電化製品なども需要があると思われるので、取引のための資格保有も検討していく。