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エコドライブコンテスト2018

長崎県地球温暖化防止活動推進センター

キーワード:エコドライブ,達成度の見える化

目次

活動の目的

エコドライブの推進

実施までの経緯

全国に比べ運輸部門における二酸化炭素排出割合が高い長崎県の特徴を踏まえ、地球温暖化防止活動推進員や他団体とも連携し、地域における国民の日常生活に関する温室効果ガスの排出実態に関する調査、情報収集、普及啓発等を行うことで、エネルギー起源二酸化炭素の排出の抑制に資することを目的に実施した。

主な取組み

 参加車両は機器をつけることなく、記録をつけることでエコドライブを習慣化することを目的としている。まず、これまで通りの運転で1ヶ月間自動車を使用する。このときの燃費を基礎燃費という。ネット等を利用したエコドライブ実践講座を受講した後から3ヶ月間、エコドライブと安全を意識した運転を行いながら算出される、各月の平均燃費と基準燃費を比較して、車両ごとに燃費向上率を算出する。各車両の燃費向上率を月ごとに集計し、あらかじめ付与された各車両固有のIDを燃費向上率の高い順に並べた表(匿名ランキング表)を作成し、評価を行った

地域とのかかわり方

活動の様子等

効果的な実施のための工夫等

  • ①アンケート集計にテキストマイニングの手法を使い、アンケートワードの抽出結果の見える化を行った。
  • 事業所単体でエコドライブを実施しているところは、まれにあるが、事業所のなかでの成果で、なかなか他所との比較ができる機会がない。客観的に自己のエコドライブの成果をより理解してもらうため、エコドライブの達成度の見える化を図った。
  • HPやSNSで情報発信を行った。また、参加者に成果をフィードバックした。
  • チラシ送付だけではエコドライブの実施方法を間違っている事業者や参加者もいるようで、直接丁寧な指導を行った方が、エコドライブの実施者も増え、またl記録のつけ方も正確になるため、直接事業所に電話や訪問を行い、エコドライブの成果を分かりやすく伝えた。
  • 県と連携し、可能な限り直接依頼を行った。
  • 機器をつけないので、費用が少なく実施できる。(設置取り付け及び解除費用が不要) 自分だけではなく、IDをつけることで他の実施者とエコドライブを把握することができ、結果を楽しみに参加できる。

活動の成果

  • 予定参加台数100台のところ、3台オーバーの103台の参加があった。
  • 0.0608t-co2(t-CO2/年)
  • エコドライブを推進することで、燃料代の経費削減にもつながり、引いては究極の安全運転もなり、保険代が下がると事業所からは喜ばれた。

今後の課題・展望

結果は良くとも、参加者の獲得が一番課題で、参加することが面倒と思われている人が多い。

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