福岡県地球温暖化防止活動推進センター
キーワード:学童,出前講座,夏休み
目次
活動の目的
学童の子どもたちが地球温暖化の現状を学び、自分が温暖化対策としてがんばることを一人ひとつ紙に書いて宣言する
実施までの経緯
自治体からの依頼で、夏休み期間中に管内学童保育所(10箇所)に対し地球温暖化防止等講座を行う機会があり、地元推進員とセンターで分担することになった。
主な取組み
夏休みに宗像市内の学童保育所計5箇所で、地球温暖化やCOOL CHOICEを学ぶ講座を実施した。学童は低学年から高学年が混在しているため、資料作成には配慮した。夏休み学童は比較的時間にゆとりがあるようで、かつスケジュールが数ヶ月前にすでに決まっているということも無かったため、応募が多かったようである。小学校のカリキュラム内に入るのは困難(カリキュラム過密状態のため)だが、学童は比較的受け入れられやすいため、他地域でも同様に広報、講座を展開していきたい。
地域とのかかわり方
活動の様子等
効果的な実施のための工夫等
- 児童らが飽きないように、講演途中にクイズを入れたり、後半は活動を入れたりした
- 途中で何度か「これまでの話のまとめ」を入れて、理解を促した。
- 幹が書いてある模造紙に、児童らが自分ががんばることを書いた葉をはり、エコの木を作った。それを学童内に掲示してもらうことで、自分ががんばることを随時確認できるほか、友達の宣言を見て自分ができそうなことはやってみてほしいと活動を更に促した。
活動の成果
- 受講者:305人 42.08t-CO2/年
今後の課題・展望
夏休み学童は比較的時間があるようで、多くの学童で実施することができた。これは全国共通だと考えられるので、夏休み学童を対象とした講座は比較的開催しやすいと考えられる。その際の講師の確保が課題である。