香川県地球温暖化防止活動推進センター
キーワード:寺院,檀家,クールシェア,ウォームシェア
活動の目的
県内の寺院にCOOL CHOICEについて理解と賛同をもらい、ご住職から檀家などへ法話や温暖化防あ止のチラシの配布を通じてCOOL CHOICEの普及拡大を図ることを目的としている。
実施までの経緯
お寺は、様々な行事を通じて多くの人が集まり(クールシェア・ウォームシェアスポットでもある)、他方、法要などでご住職が檀家等に出向いていくなど、たくさんの人と接する機会がある。
さらに、ご住職は、日頃から法話やお説教を行う機会があり、人に伝える優れた話術を持っている。
また、幼稚園・保育園あるいは介護施設等を経営している寺院やラジオのパーソナリティをしている住職もあり、幼児から老人まで多くの人々と関わる機会があることから、幅広い普及啓発が期待されることから、四国は88ヶ所霊場もあることから四国らしい寺院を通じてCOOL CHOICEを普及拡大するを考えた。
主な取組み
■対象:檀家さんはじめお寺に来る方々
■実施方法:各寺院にCOOL CHOICEついて理解を得、賛同をもらい、COOL CHOICEのパンフレットをお渡し、檀家等へパンフレットの配布と法話時などにお話ししてもらう。センターのHPやSNSで紹介。
■準備・調整:職員や推進員の知り合いのお寺から賛同をもらい、次のお寺を紹介してもうようにした。
■キーとなった連絡先:高松市仏教会の会合に参加し、COOL CHOICEに説明をしたところ多数の寺院の賛同があった。
また、高松市との共同開催でCOOL CHOICEセミナー(寺院向け)を開催したところ、高松市仏教会加入の寺院が中心となって参加してもらえた。(内1名が地球温暖化防止コミュニケーターを取得)
地域とのかかわり方
活動の様子等
効果的な実施のための工夫等
- 県や市などの自治体・推進員の協力で賛同拡大を図った。
- 県からのアプローチで納経所に緑のカーテンを設置しCOOL CHOICEをアピールでき、高松市の共同開催でCOOL CHOICEセミナー(寺院向け)を開催できた。
- COOL CHOICEに賛同した寺院を親しみやすいネーミングとして「うどん県のクールちょいん寺(じ)さん」とした。SNSでも発信している。
- 四国と言えばお遍路→お寺にアプローチ→COOL CHOICE普及拡大
活動の成果
- 寺院がCOOL CHOICEに賛同するだけでなく、法話で温暖化防止について話してもらったり、納経所に緑のカーテンを設置、また、ラジオのパーソナリティをしている住職の番組でCOOL CHOICE特集にしてもらうなど、幅広く普及啓発できた。また、その様子を四国新聞で取り上げてもらえた。
- 学生地球温暖化防止活動推進員の研修会場として場所を提供してもらえた。
- 県とセンターでお遍路さんに対してエコお接待ブースを設け啓発
今後の課題・展望
なるべく多くの寺院に賛同をもらえるようにしたい。