和歌山県地球温暖化防止活動推進センター
キーワード:食,水,小学生,アンケート調査,抽選
目次
活動の目的
県内の小学生を対象にしたイベント。地球温暖化をはじめとする環境に関する5つのテーマに準じた団体が集い,参加&体験型に重点を置いた出展内容。
実施までの経緯
これからの社会を担う子どもたちに,あるがままの環境技術を伝えバトンを渡してくことが,地球温暖化対策につながるものとして企画されました。企業をはじめ大学や自治体,市民団体が各々取り組む姿を見ることで,子どものみならず大人たちも地元意識&再評価の機会となることを目的としてます。また,イベントをゴールではなく「スタート」として位置づけ,関わった者同士で新たな取組につながる創意工夫を出展者に求めています。
主な取組み
県内の小学生および保護者を対象に実施。県センター,地球温暖化対策協議会,大学,市民活動団体,企業,自治体からなる実行委員会形式で,約1年がかりで準備を行いました。来場者した1,500名は,各ブースの体験を通して,クールチョイスのロゴや取組内容にもふれられる工夫を行い,行動への理解を求めることができました。会場にJR和歌山駅近くの商店街アーケードを借りたことで,より開かれた集客が見込めました。
地域とのかかわり方
活動の様子等
効果的な実施のための工夫等
- イベント会場内でアンケートを実施しました。
- 抽選で賞品が当たるしくみを導入。提供元は当団体の会員企業からの協力により実現しています。
- アンケート用紙は複写式となっていて,集計用として1枚を回収し,控えを本人に持ち帰ってもらうことで,自身や家族の行動見直しのきっかけになるよう工夫している。
- 小学生に遊びながら学びの機会を提供することと合わせて,自社宣伝や一部販売についても許可することで,PR効果を期待してもらえている点があります。
- 食と水に関するテーマを設置した点です。食料自給率は28%(H29)決して高くない和歌山ですが,果樹,魚介など多様な食の生産地域として関心を高めるための出展が実現できています。
活動の成果
- 出展内容により,すべてのブースに適用できなかったが,アンケートは89人が回答しました。
- ブース参加者数=6228人
- アンケート回答数=89人
- イベント内の5つのテーマは基本的に「環境」由来ですが,福祉や医療に関する分野の団体が軒を連ねている商店街での実施により様々な連携が図れました。これはSDGsの目標達成の足がかりとして,今後さらなる発展が望まれます。
今後の課題・展望
環境対策を中心とした継続性のある取組として進めているものの,イベント当日以降の定期的な場作りには至っておらず,この点を強化していきたいと考えます。