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緑のカーテン事業

熊谷市地球温暖化防止活動推進センター

キーワード:クールビズ,緑のカーテン,ゴーヤ

目次

活動の目的

日本一暑い街、熊谷で暑さ対策の一環として緑のカーテンを普及させ、併せて温暖化対策に貢献する。

実施までの経緯

熊谷市は、平成19年8月16日、日本最高気温40.9度を記録しました。そこで、日本一暑い熊谷市がさまざまな事業に取り組み、暑いまちをクールダウンし、快適に過ごせるまちを目指すため、「ヒートアイランド対策推進都市」を宣言した。当センターにおいても市と連携し、平成24年度より「緑のカーテン」事業を実施している。

主な取組み

当センターから1000本、熊谷市から600本、計1600本のゴーヤ苗を5月熊谷市エコライフフェアー時に無償配布した。その後、緑のカーテン実施者10件に対して、緑のカーテンの有無による室内の温度差を検証するため、7,8,9月の3ケ月間、温度ロガーを活用した室温記録を要請した。その結果を活用し、CO2排出削減量を推計したところ、30.6t-CO2削減となった。分析後の報告書を作成した。

地域とのかかわり方

活動の様子等

エコライフフェアチラシ
配布されたゴーヤ苗による緑のカーテン成果事例写真
配布されたゴーヤ苗による緑のカーテン成果事例写真

効果的な実施のための工夫等

  • データの精度を上げるためモニター件数を5件から10件に増やした。
  • 「くまがやエコライフフェア」に参加し会場にてゴーヤ苗の無料配布を実施した。
  • NPO法人熊谷の環境を考える連絡協議会と連携し地域の団体や企業との交流をしている。

活動の成果

・緑のカーテンによるみなしCO2排出削減量を佐保・福田(2009)※を基に試算
※佐保・福田(2009):緑のカーテンによる省エネ及び二酸化炭素削減効果の試算.横浜市環境科学研究所報告.第 33 号.pp1-4

今後の課題・展望

熊谷市が先行して実施している緑のカーテン写真コンテストや緑のカーテン補助金制度(本年度は補助金交付窓口を当センターが担当)等を通じた情報を精査すると、安定的な参加者はいるものの市域全体への広まりまでは至っていない。配布方法に更なる工夫が必要。

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