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4-5 温室効果ガス排出量の計測単位である炭素換算重量と二酸化炭素換算重量の関係について

温室効果ガスの排出量を表すとき、二酸化炭素換算の重量である「t-CO2」を用いる場合と炭素換算の重量である「t-C」を用いる場合とがあります。こ れらは、相互に計算で求めることができます。二酸化炭素の重量から、炭素の重量のみを取り出したのが、炭素換算の数値です。CO2の分子量は44(Cの原 子量は12、Oの原子量は16であり、12+16 x 2=44)、Cの原子量は12であるため、二酸化炭素換算重量に 12/44をかけると炭素換算の数値になります。つまり、44t-CO2は12t-Cと等しいわけです。

温室効果ガス排出量の単位には、常に二酸化炭素換算の数値であるのか、炭素換算の数値であるのかが示されています。

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