くらしの中の省エネを考えることは非常に重要です。使っていない部屋の明かりや見ていないテレビをつけっぱなしにしていないか、冷房で冷やしすぎたり、暖房で暖めすぎたりしていないか、不必要に給湯の温度を上げていないか、水を出しっぱなしにしていないか、など日常生活を見直してみましょう。水は、水源から水をひいてくるのにも、浄水場できれいにするのにもエネルギーが使われています。水をお湯にするにも多大なエネルギーが使われています。
また、買い物にマイバッグを持っていけば、レジ袋をもらう必要はありません。レジ袋は、作るのにもエネルギーが使われていますし、ゴミとして燃やすときにも二酸化炭素が発生します。
ただ、こまめに省エネにすることだけでは足りません。夏の野菜であるきゅうり1kgを冬春に作れば、約5倍のエネルギーが必要です。旬のものを食べることもエネルギーの使用料を抑えることにつながっているのです。
最近は、使う資源やエネルギーの量が少ないなど環境に優しい製品には、環境ラベルがついています。その土地の季節に合った食べもの、省エネルギーの電化製品、紙やプラスチックなど素材を再生した商品を買いましょう。また、そういった商品をむだ使いせず、繰り返し、長く使えば、毎日の生活の中で、温室効果ガスを減らすことができます。
また、できるだけ自家用車ではなく、徒歩や自転車で、あるいは公共交通機関を使うようにするのも、温暖化防止に役立ちます。
もっと知りたい人へ
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地球温暖化防止するために私たちができることがたくさん掲載されています。
環境省 環境ラベル等データベース マーク検索
環境ラベルに関する情報がまとめられています。
グリーン購入ネットワーク
環境への負荷が少ない製品やサービスについての情報が掲載されています。
省エネルギーセンター 生活の省エネルギー
家庭の省エネ大事典、衣の省エネ、食の省エネ、住の省エネなどの情報が掲載されています。