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第9回締約国会議(COP9)と第19回補助機関会合(SB19)

気候変動枠条約には、最高意思決定機関である締約国会議と、2つの常設の補助機関(SB)があります。
 2つの常設の補助機関(SB)は、実施に関する補助機関(SBI)と、科学的、技術的な助言に関する補助機関(SBSTA)があります。

COP9とSB19で話し合われること 

2001年第7回締約国会議(COP7)でまとめられたマラケシュ合意を受けて、京都メカニズムなどを実際に動かすため、決めなけばならない詳細な部分について交渉が行われる予定です。(1)と(2)については、COP9でまとめることになっています。

COP9とSB19では、主に以下のようなことを検討します。

(1)先進国から途上国への資金供与メカニズムとしてCOP7で新しく設置することが合意された「特別気候変動基金」を運営するための手引き
(2)京都メカニズムの1つであるクリーン開発メカニズム(CDM)のもとで行うことができる2種類の吸収源活動「新規植林」「再植林」の定義
(3)COP8で決めた行動計画を踏まえた地球温暖化に関する教育、トレーニング及び市民の意識啓発
(4)2013年以降の温暖化対策

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