COP7では、COP6再開会合で成立したボン合意を前提に、より詳細で具体的な運用ルールを作成する作業を完了させなければなりません。ボン合意にあ る主要な4つの論点のうち、途上国に関する問題についてのこの作業はCOP6再開会合で終わっています。しかし、吸収源、京都メカニズム、遵守制度についての作業がまだ残っており、COP7で終わらせなければなりません。
確かな京都議定書の運用ルールができれば、各政府に対し、議定書の批准、発効の道筋がより明確になります。マラケシュは、ギアを一気に高速に切り換え、議定書の実施をより速く進めていく絶好の機会だと言えます。