1998年11月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された第4回締約国会議(COP4)では、京都メカニズムなど6つの検討項目のルールを第6回締約国会議(COP6)までにまとめ、合意することを目指す「ブエノスアイレス行動計画」が採択されました。
京都議定書を一日も早く発効させ、確実にこの削減目標を達成することが地球温暖化を防止する第一歩です。残念ながらCOP6では、合意が至りませんでしたが、次のCOP6パート2では何としても京都議定書を実施するためのルールを決めなければなりません。同時にCOP3の議長国として議定書をまとめた日本も、市民・NGO、自治体、産業界が一緒になってこの問題を考え、地球温暖化防止活動を着実に進めていくことが求められています。温暖化は待ってはくれません。ひとつひとつの活動が複雑な交渉を後押しし、世界の国々が協力して効果的な早期対策をとることにつながっていくのです。