COP6には政府代表者だけではなく、オブザーバーとして研究機関、産業界、NGOなど各セクターから大勢が参加する予定です。参加者は、会議期間中様々な催しを企画しています。UNFCCCのCOP6公式ホームページにも会議場で開催予定のイベントスケジュール(11月14日版>PDF)が掲載されており、その数は129にのぼります。展示(>PDF)や会議場外で開催される催しを入れるともっと多くなると予想されます。ここでは、日本からの参加者が計画しているワークショップをいくつか紹介します。
*UNFCCCが発表しているスケジュールも、以下に紹介する催しの日時やタイトル、スピーカーはあくまでも暫定的なものであり、変更される場合があります。
経済団体連合会
11月13日(月)13:00から14:30
ワークショップ「The Challenge of Japanese Industry Voluntary Action Plan for Climate Change Mitigation (仮題)」
第3回自主行動計画フォローアップ結果を中心に、日本の産業界の温暖化への取り組みについて報告する。
スピーカー:細谷 泰雄氏(経団連環境安全委員会地球温暖化対策タスクフォース座長)
(担当 下坂 asako-s@keidanren.or.jp )
電気事業連合(FEPC)
11月14日(火)13:00から15:00
ワークショップ「電気事業と京都メカニズム -電気事業の京都メカニズムへの取り組みとCOP6における制度設計に対する意見」
電気事業が実施中の京都メカニズムに関する取り組みについて、事業を提供する先進国の電気事業と事業を受ける国の代表者により具体的なプロジェクトの例をもとにして、これらの取り組み評価や課題について議論する。
(担当 立地環境部 03-3279-2188)
電力中央研究所
11月18日16:00から18:00
ワークショップ「技術開発はアジアの温暖化を救えるか?」
気候変動のアジアへの影響と対策、効果的な技術移転のため のCDM設計、途上国における気候変動対策の取組み等
スピーカー:朝倉一雄(電力中央研究所企画部環境推進担当 部長)
新田義孝(同企画部研究参事)
杉山大志(同経済社研究 所主任研究員)他
(担当 朝倉 03-3201-6601)
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
11月18日(土)14:00から16:00
ワークショップ「2010年に向けた競争と協調-国内政策推進のために我々はどのような協力をせねばならないか」
(担当 岩瀬 m-iwase@iges.or.jp )
(財)地球産業文化研究所 (GISPRI)
11月22日(水)18:00から20:00
ワークショップ「排出権取引実験による検証」
実験経済学の方法などを用いた分析結果から国際排出権取引のあるべき姿について議論する。
スピーカー:ピーター・ボーム氏(ストックホルム大学)、
西條 辰義氏(大阪大学)、
リチャード・バロン氏(国際エネルギー機関/IEA)
(担当 児島 03−5563−8800)
上記の内容については、アースネゴシエーションブレティン-サイドイベント速報/ENB On The Side – daily newsletter providing highlights of side events (英文) で紹介されています。