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公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会

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カリキュラム概要

団体名公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会
学年小学校5年生
目標・地球温暖化の問題や仕組みを理解する。
・地球温暖化と自身の生活が繋がっていることを知る。
・無意識に行っていることに意識を持ち、環境に対して考え、行動するきっかけをつくる。
内容最初に地球温暖化の仕組みや原因となる二酸化炭素の家庭からの排出源について話を聞いた後、電気・水・ごみのテーマに分かれてグループワークを行います。それぞれで「普段の電気の使い方を見直し、電気の大切さを考える体験」、「普段の水の使い方を見直し、節水の仕方を考える体験」、「ごみを減らすためにどんな事ができるかを話し合い、実際にごみを減らす体験」を行います。今まで無意識に使用していた電気・水・物の使い方を考え、自身の行動を見つめなおすプログラムです。それぞれのグループワークを終えた後には全員で集まり、各体験で「どのようなことをしたか」、「これからどのような使い方をするか」を共有し、学びを深めます。
大切にしたこと「答えを教える」のではなく「気づきを与える」ように接すること、学ぶだけではなく家庭や学校で実践されるよう促すことを大事にしています。また、このプログラムでは、それぞれのテーマ(電気・水・ごみ)がどのように地球温暖化と関係しているか意識づけながらグループワークを進行すること心がけています。特に、水の使用と地球温暖化のつながりについては、新しい発見であると同時にイメージの沸きにくい関係ですので丁寧に順を追って説明しています。また、このような学習プログラムは当協会の国際事業として、他国の環境学習支援や人材育成にも役立てています。
外部協力者・京都市青少年科学センター
・京都市教育委員会

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取り組み

校外学習における施設見学
【プログラム名:地球温暖化ふせぎ隊】(60分)

Ⅰ 導入(10分)
・地球温暖化と二酸化炭素の関係についてスライドで理解を深める。
・二酸化炭素と自分たちのくらしのつながりについてスライドで理解を深める。

Ⅱ 展開(各40分)
A 電気
・思い出してみよう:自分たちがどのように電気を使っているか思い出す個人ワーク。
・電気をおこそう!:団扇で風車を回して、ミニカーに電気を蓄電し、起こした電気でミニカーを走らせる体験。
・どんな時になにをどうする:自分が電気を大事にする使い方について考え、グループで発表。
B 水
・思い出してみよう:自分たちがどのように水を使っているか思い出す個人ワーク。
・くらべてみよう!:実際に水場で手を洗い、水槽を使って使用した水の量を測る体験。
・どんな時になにをどうする:自分が水を大事にする使い方について考え、グループで発表。
C ごみ
・思い出してみよう:自分たちがどのようにごみを出しているか思い出す個人ワーク。
・ごみを分けよう:お家から出たごみについて、3R(Reduce,Reuse,Recycle)で減らす方法を考える体験。
・どんな時になにをどうする:自分がものを大事にする使い方について考え、グループで発表。

Ⅲ まとめ(10分)
・それぞれのテーマで体験してきたことを共有。
・今後の行動目標を発表。

児童の変化

<児童・生徒の変化について>

「地球温暖化と電気・水のつながりについて知れた」、「電気をつくる大変さを知った」、「水を大切にしないといけないことがわかった」等、体験を通して感じたことや学んだことについての感想をもらっています。

<児童・生徒の変化をどのようにして評価したのか>(アンケート等)

毎回アンケートをとっているわけではありませんが、プログラムを体験した学校から、児童の感想やポスターをいただくことがあり、そこから児童の声を拾いました。

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