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北海道胆振総合振興局

目次

カリキュラム概要

団体名北海道胆振総合振興局
学年伊達開来高校3年生、1年生
苫小牧工業高校2年生
目標胆振地域の高校生を対象としたゼロカーボンに関する学習プログラムを提供し、2050年の「ゼロカーボン北海道」の実現に必要な人材の育成を図る。事業名:ゼロカーボンカレッジ(2023年度~)
内容■振興局職員が自ら講師を担うほか、産学官ネットワークであるTEAM「ゼロカーボンいぶり」と連携のうえ、大学・金融機関等専門家の派遣や現地実習の開催、生徒達の議論に参加するなど、生徒達と教員の主体性ある探究学習を支援。
■(2023年度~)伊達開来高校3年生全員が履修する学校設定科目「だて学」において、約半年間、ゼロカーボンに関する探究学習を伴走支援。
■(2024年度~)伊達開来高校3年生のほか1年生へのスポット授業支援(高校内のタテ展開)、苫小牧工業高校2年生への授業支援と企業視察実施(胆振地域内のヨコ展開)を行い、胆振地域のより効果的な「ゼロカーボン人材」の育成を試行錯誤。
大切にしたこと■学校の主体性を尊重し、教員や生徒の要望に可能な限り応じられるよう、伴走支援のプログラムや授業内容を調整した。
■授業の前年度のなるべく早い段階から関係者との調整を開始し、また、学校の負担が最小限になるように配慮した。
■教育には、教える側の真摯さ・(押しつけではない)熱量が重要と考えて授業を実施。また、特に伴走支援にあたっては教員・生徒達との距離感を大切にした。
外部協力者国立大学法人 室蘭工業大学
伊達信用金庫
伊達市
トヨタ自動車北海道株式会社
苫小牧市
TEAM「ゼロカーボンいぶり」登録団体
ほか、胆振管内外の産学官金関連団体多数

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取り組み

※2024年度事業のみ抜粋

4月~10月

伊達開来高校3年生の必修科目「だて学」の理工分野選択者(20名)に対し、ゼロカーボンをテーマに半年間の伴走支援を実施。
■4月16日(火)
 ・5、6時間目「脱炭素概論」  講師:胆振総合振興局、室蘭工業大学
■4月23日(火)
 ・5時間目「脱炭素と経済」 講師:伊達信用金庫
■5月~9月
 ・毎週火曜日5、6時間目に行われる生徒達の探究学習を伴走支援。
 ・企業へのオンラインヒアリングを仲介、セッティング。
 ・中間発表会に参加し、意見交換や助言等を実施。
■7月23日(火)
 ・終日(1~6時間目) バスで室蘭工業大学へ訪問
 ・生徒達が室蘭工業大学教授に探究学習の進捗をプレゼン。
 ・その後、教授の模擬講義を受講し、探究学習の内容について議論等を実施。
■10月22日(火)
 ・5、6時間目 成果発表会にて生徒達の探究成果を評価、フィードバック。

2024/10/10

伊達開来高校1年生の探究学習「自然と技術」選択者(23名)に対し、ゼロカーボンをテーマに単発の講義を実施。
■10月10日(木)
 ・5時間目「ゼロカーボン概論」  講師:胆振総合振興局

2024/10/30

苫小牧工業高校2年生(情報技術科31名)のインターンシップを活用し、ゼロカーボンに関する学習とゼロカーボンに取り組む企業の見学会を実施。
■10月30日(水)
 ・1時間目「ゼロカーボン概論」 講師:胆振総合振興局
 ・2時間目「苫小牧市の取り組み紹介」 講師:苫小牧市
  -バスでトヨタ自動車北海道株式会社に移動-
 ・午後13:00~ トヨタ自動車北海道株式会社の取り組み説明、工場見学 講師:同社

児童の変化

<児童・生徒の変化について>

■伊達開来高校3年生だて学について、2年間の取り組みにより学校や関係者らとの信頼関係を築くことができた。結果、探究テーマの設定など、生徒の主体性を発揮できるようになった。

■事業全般において、生徒達の「ゼロカーボン」に関する認知度や知識は高くなかったが、授業実施により生徒の意識変容に繋がったと示唆。

<児童・生徒の変化をどのようにして評価したのか>(アンケート等)

■授業アンケート(満足度、難易度、その他質問等)

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