スマートムーブ体験ツアー

群馬県地球温暖化防止活動推進センター

活動テーマ：その他
主な対象：市民・家庭

活動の目的

マイカー依存度の高い群馬県民を対象に、公共交通を利用した日帰りツアーを企画・実施することにより、スマートムーブのメリットや楽しさを体験してもらい、参加者自身や家族・友人等にスマートムーブの取組が広がることを目的とした。併せて、参加者からの要望やスタッフの気づきを群馬県スマートムーブ推進協議会を通じて交通事業者や行政にフィードバックし、公共交通の利用環境の改善・向上につなげることを目指している。

活動の概要

鉄道駅に集合し、鉄道・路線バスを利用して県内・近県のスポットを日帰りで巡ります。毎回定員は20名で、センター職員が案内スタッフとして3名同行します。リピーターばかりにならないよう、定員の半数は初めての応募者を優先しています。これまで利用した路線は、JR両毛線・上越線・吾妻線、わたらせ渓谷鐡道、上毛電鉄、東武鉄道、上信電鉄、みどり市コミュニティバス、関越交通バス、館林市コミュニティバスなどで、概ね計画通りのスケジュールでツアーを実施できています。
アンケートではツアー参加をきっかけに、日常の移動や行楽にも公共交通を使ってみようという回答が60％あった。
また、バスを実際に利用することにより、共通バスカード、交通系ICカードの利用、団体利用時の増発要請への対応、フリー乗降区間、コミュニティバスの定員超過時のタクシー手配など、バス事業者のサービス向上への努力を知ることができた一方、上越線、吾妻線、両毛線において運行本数が減少しているため、ツアー日程を組む上で制約が多いことが実感された。