グラスゴーの街自体がCOP一色という感じでした。下の写真はグラスゴー中央駅。COP26のフラッグや垂れ幕がたくさん掲げられています。バス停も写真のような感じです。
街では進まぬ気候変動対策に対する抗議デモ行進が行われていました。私は初めて気候変動関連のデモ行進を目の当たりにしました。気候変動問題を自分ごととして、世の中を動かそうとしている人たちがいることを直に感じることができました。研究者として何ができるか考えさせられる出来事でした。
会場に入る際、コロナの簡易テスト結果を示さなければいけません。下の写真は、COP参加者に配布されたコロナ簡易テストキットです。無料で配布されます。毎朝、テストを行い、5分ぐらいで結果がでます。それをインターネットに記入し、その後、メールで結果を受け取り、それを会場に入る際に見せるという段取りです。簡易テストではありますが、毎日自分が陰性であることを確認でき、少なからず心の安心を得て会議に臨むことができました。
会場に入るには、下のIDが必要です。私はオブザーバー参加で黄色のラインが付いています。立場によってここの色が違い、すぐに見分けられるようになっています。これによって会場内で入れるゾーンが決まっているようです。
街は石造の古い建物が多く、歴史を感じさせます。
国立環境研究所 気候変動適応センター アジア太平洋気候変動適応研究室 室長
増冨 祐司
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