12月10日大臣級会合開催の前に、AWG-LCAとAWG-KPの議論のまとめと、2009年の作業計画が合意されました。
AWG-KPのまとめにどう記載するかが注目されていた、2020年までに25~40%削減という先進国の削減幅については、前回のバリ会議で合意した文章をそのままコピーしただけとなりました。また、3月に開催される第7回AWG-KP前(3月まで)に、中期目標のない国に数値目標(QELROs)に関する情報の提出を求めることが明記されました。
その後まとまった両方のAWGの2009年作業計画によると、具体的な会議スケジュールは以下のようになりました。会議は、必要であれば、追加することにもなっています。6月の会議でコペンハーゲンでの合意のベースとなる文書作成に向けて、AWG-LCA、AWG-KP両方で、主要な論点について各国が意見提出を行うこととなりました。さらに、その6月の会議の前後で、先進国全体の温室効果ガス削減幅や国別削減他に関するワークショップを開催する予定となっています。
<2009年作業計画> | |||
3月29日〜4月8日 (ドイツ、ボン) (ドイツ、ボン) | 第5回AWG-LCAtd | 第7回AWG-KP | |
6月1日〜12日 (ドイツ、ボン) | 第6回AWG-LCA 交渉文書を検討 | 第8回AWG-KP CMP5の決定案 議定書改正案を検討 | SB30 |
8月/9月 | 第7回AWG-LCA | 第9回AWG-KP | |
12月7日~18日 (デンマーク、コペンハーゲン) | 第8回AWG-LCA | 第10回AWG-KP | COP15/CMP5 |