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クリメイト・ビレッジにて

メキシコの天気予報をテレビで見ていると、明日も明後日もその翌日も毎日「はれ」。 今日は、クリメイトビレッジを見学。全体的には「何とか博覧会」の小型版のような感じ。 入場は無料なので、メキシコ人の家族連れなどが多く訪れていました。 どちらかというと国内版なのでしょうか、サインはすべてスペイン語で、英語表記がない分、なんとなく心もとない感じがするものです。  入り口近くには、メキシコのすべてが音と映像で伝える迫力あるパビリオンがあり、非常にインパクトのあるコーナーでした。 また、産業出展ブースには100パーセント電気自動車コーナー「MINI」と「三菱エコカー」が、隣り合って並んでいました。


ほかにボーイスカウトのコーナーがあったり、大きな地球儀に子供たちが手作りで、今の美しい地球の様子と将来の荒れ果てた環境を象徴的に表した展示などもあり、今の美しい地球を守りたいものだと胸が痛くなってしまいました。



写真:今の地球と向こう側に見えるのが、未来のちきゅう

またポスターコーナーには、すぐれた作品が並んでおり、一目でメッセージが伝わるものばかりで、もっと日の目を見てもよい場所に展示されていてもよかったのでは少々残念でした。 縦長の写真は白クマが小さな氷山につま先立って助けを求めているもの。
みなさんは、どのように感じますか?


 メキシコ入国してから今日で3日目ですが、移動そのものと、不定期な待ち時間にほんろうされて、なぜだか必要以上に疲労を感じてしまうものです。 しかし、メキシコ人の明るく人懐こいキャラクターは、親しみを感じてしまいます。

執筆:阿部育子
(宮城県温暖化防止活動推進センター)

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