徹夜の交渉の末、朝6時に開催されたCOP7全体会合で、京都メカニズム、吸収源、遵守制度といった京都議定書を実施していくうえで必要な運用ルール(マラケシュ合意:Marrakech Accords)を採択しました。これで2002年の発効に向け、各国で批准作業が進められることになります。
・マラケシュ合意(Marrakech Accords)(英文>PDF)245ページ
また、2002年9月に南アフリカで開催される持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)に向けたマラケシュ宣言(英文>PDF) も採択されました。次回の締約国会議(COP8)は、2002年10月23日から11月1日までインドで開催されることになりました。
Photo courtesy of IISD /ENB-Leila Mead
ピックアップ
各セクターの反応
・EU「EU hails Marrakech agreement on operational rules to combat Climate Change 」(英文)2001.11.10
・「Romano Prodi welcomes agreement on climate change 」(英文)2001.11.11
・「COP7 – Marrakech Final Report 」(英文)2001.11.10
・小泉内閣総理大臣のコメント 「COP7での合意達成について 」2001.11.10
・日本政府代表団「気候変動枠組条約第7回締約国会議(COP7)(概要と評価)」2001.11.10
・外務省「気候変動枠組条約第7回締約国会議(COP7)(概要と評価のポイント)」2001.11.10
・経済産業省「気候変動枠組条約第7回締約国会議(COP7)の結果について」2001.11
・経済同友会「マラケシュでのCOP7合意に対するコメント」2001.11.9
・経済団体連合会「COP7での合意を踏まえた今井会長コメント」2001.11.10
・日本商工会議所「京都議定書運用ルール最終合意について」2001.11.10
・日本労働組合総連合会「COP7での京都議定書の運用規則 の合意についての談話」2001.11.13
・気候ネットワーク「辛うじて最終文書採択へ 京都議定書発効へ向け、日本は直ちに批准表明を」2001.11.10
・WWFジャパン「京都議定書、灰から完全によみがえる」2001.11.10
・地球の友ジャパン「京都アーキテクチャ確立!〜即時批准の時」2001.11.12
・地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)「日本政府は、直ちに批准の意思表明と国内対策の具体化を!(>PDF)」2001.11.10
・PEW CENTER「Marrakech Accords on Climate Change:Statement by Eileen Claussen」(英文) 2001.11.9
・PEW CENTER「Final Analysis Summary of Marrakech Accords on Climate Change 」(英文) 2001.11.9