島根県地球温暖化防止活動推進センター
キーワード:SDGs,意見交換,活動連携
目次
活動の目的
低炭素社会づくりに向け、地域の環境課題解決に取り組む各NPO法人等が目指す役割やその連携可能性を協議し、COOL CHOICEの推進や温室効果ガスの排出削減につながる実践行動を進める動機付けとする。
実施までの経緯
- JCCCAホームページに団体情報を登録
- 脱炭素社会づくりに向け様々な取組団体と連携
- NPO法人同士でも情報交換や連携先を模索していた
主な取組み
- 平成29年6月30日(金)に、島根県立ふるさと森林公園学習展示館(松江市宍道町佐々布3352)に集まった19名 (県、NPO法人 など)で、藤野純一氏(国立環境研究所)による話題提供 『2050年をエコで読み解くキーワード』と意見交換等を行った。
- 平成30年11月14 日(水)に、パルメイトホールに集まった 名で、原田幸也氏による話題提供 『地域の未来を考える~SDGsと地域循環共生圏~』と松原 裕樹氏(EPOちゅうごく)による意見交換「SDGsで事業をブラッシュアップ」 を行い、各法人の事業とSDGs17ゴールの関連性を紹介しあった。
- 参加されたNPO法人は、隠岐しぜんむら、かえる倶楽部、風の子たき、LLP新エネルギーシステム研究所、自然再生センター、緑と水の連絡会議、もりふれ倶楽部など
地域とのかかわり方
活動の様子等
効果的な実施のための工夫等
- 参加者で協議する時間を出来るだけ多く設け、活動紹介や意見交換をした。活動地域や内容が異なっても、地域づくりや環境意識啓発など、各法人の活動目的や活動する上での課題には共通点があると思われたため。
- NPO法人の呼びかけにあたり、森づくりや木質バイオマスエネルギーの活用、ジオパークやラムサール登録湿地、世界遺産や希少種保護、エネルギー教育などの活動を行政と連携し継続的に実施している点を考慮した。
活動の成果
- 各NPO法人と活動連携を行った。隠岐しぜんむらが主催したエコツアーで海の温暖化(海藻の変化)を取り上げられた。当センターが主催した低炭素社会づくりに関する県民との意見交換会で「かえる倶楽部」「もりふれ倶楽部」「LLP新エネルギーシステム研究所」が環境行動の実践を訴えかけた。自然再生センターと連携しSDGsセミナーを開催した。緑と水の連絡会議等と共催で「エネルギーパーク」(地球温暖化問題の周知と再エネの活用促進)イベントを開催した。
今後の課題・展望
環境課題と地域課題の同時解決を目指すため、県センターと各NPO法人のほかこれまで連携できていなかった他分野の団体とともに、地域の地球温暖化対策推進計画に示された目標達成や実践行動を行い、持続可能な地域づくりを進める。