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エコライフデー事業

大津市地球温暖化防止活動推進センター

キーワード:市民,小学生,地域一斉,チェックシート,夏冬

目次

活動の目的

大津市と連携し、市民ならびに小学生対象に、「エコライフデー事業」として、温暖化防止に係る普及啓発活動を展開している。

実施までの経緯

家庭での二酸化炭素排出量の削減をターゲットに、不特定多数ではなく、各地域で一斉に実施することで、地域の話題としてもらうことにより、口コミによる普及啓発効果を期待し、また、小学校と連携することにより、家庭で環境問題に触れる、話せるきっかけになることを期待して、まず1日、各家庭で環境にやさしい取り組みを実施することとした。

主な取組み

大津市と連携し、協働し、各家庭に対しては、市内の36小学校区毎に組織されている自治連合会から数自治連合会を選定し、また、4~6小学校を選定し、チェックシートを配布し、回収を行う。さらに、応募のあった市内企業や団体も対象とする。自治会での配布回収は自治会組織の協力を得て行う。取り組み項目は、心がけだけで実施できる項目(費用が掛からない)とし、家族が一緒に取り組む項目とする。取り組みの結果については、家計への貢献、CO2排出削減量等を数値化、見える化して、各家庭、学校へフィードバックする。また、事業は、夏版と冬版の2回実施している。冬版は自治連合会のみで実施。

地域とのかかわり方

小学生のエコライフデー2019
小学生のエコライフデー2019

活動の様子等

エコライフデーチェックシート
エコライフデー2018夏版結果報告

効果的な実施のための工夫等

  • テキスト・取り組みの結果については、CO2排出削減量だけではなく、家計への貢献(節約金額)などをチェックシートに記載し、見える化を図るとともに、参加世帯のエコライフ度も数値化し、取り組みへのモチベーションを期待している。
  • 市の政策課題や取り組みの方向性について、環境計画や実行計画の策定、実施にあたって、平常から意見交換を行うことが必要と考えられる。
  • 市との連携による草の根の普及啓発事業として実施可能となっている。
  • チェックシートの配布、回収にあたっては、自治会組織や市の逓送便を活用させてもらって、円滑な事業運営が図れている。

活動の成果

・エコライフデー夏版 323kg、冬版140kg(いずれも回収できたシートのみの積算値)
・エコライフデーチャレンジ(参加)世帯・人数 ( )内はシート及び集計結果報告世帯数
  夏版 667世帯 1,666人(3,965世帯)
  冬版 251世帯 491人(3,340世帯)

今後の課題・展望

草の根の普及啓発事業と定着させるため、今後も継続して実施予定である。
回収率については、小学校においてはほぼ100%の回収率になっているが、自治会向けではバラツキがあり、小学校に比べ、回収率が低くなっている。今後の実施にあたっては、回収率のアップにつながる仕組みの検討が必要と考えている。

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